遠隔温度監視システム

大和冷機の『遠隔温度監視システム』はHACCP に沿った
衛生管理(温度管理)を自動化・省力化するシステムです。
  • HACCP とは
  • 遠隔温度監視システム

HACCPとは

食品等事業者自らが食中毒菌汚染や異物混入等の危害要因(ハザード)を把握した上で、原材料の入荷から製品の出荷に至る全工程の中で、それらの危害要因を除去又は低減させるために特に重要な工程を管理し、製品の安全性を確保しようする衛生管理の手法です。

HACCPって何がいいの?

これまでは、最終製品の一部分を抜き取って検査する管理法が一般的でしたが、この方法では全ての製品を確認できません。
HACCP方式は原材料の入荷から、保管、製造、出荷までのいくつもの工程において、衛生管理をチェックするので、安全性の高い料理や食品をみなさまに提供できます。

冷凍・冷蔵庫の温度確認の手順

  1. 冷蔵庫、冷凍庫の庫内温度の温度計を確認。
  2. 決めた頻度(例:始業前)に従って、温度を測定。
  3. 問題が発生したときは、決めた方法に従い対応。
  4. 1~3を記録。

温度管理の重要性

食品・食材の温度管理は食中毒予防や食の安全のため、重要な項目となります。製造工程を継続的に監視し、記録を残すことで問題のある食品の出荷を未然に防ぐことができ、万が一事故が起きても、速やかに原因を特定し、対応することができます。

食中毒予防の4原則

細菌が付いた食品を10℃~ 60℃の温度帯(危険温度帯)でおいておくと、細菌が増殖します。
食品原材料や調理品がどれだけ長くこの温度帯にとどまるか、通過するかで危険度が変わります。

冷蔵庫やショーケースの温度をリモートで確認・記録!

このようなお困りごとありませんか?

遠隔温度監視システム

遠隔温度監視システムは、冷蔵庫やショーケースの温度を常時測定し、クラウド上でデータを蓄積。
パソコンやスマートフォンから確認・記録することができるシステムです。
また遠隔操作で冷蔵庫やショーケースの温度設定を変更することも可能です。
※遠隔温度監視システムのご利用は当社の保守付きプレミアムリースの契約が必要です。

1.温度データの自動取得

冷蔵庫やショーケースのセンサーから温度データを定期的に自動取得・蓄積するため計測記入ミスの削減につながります。

記録はクラウドに蓄積されるため紙台帳での保管も不要です。

2.温度データの管理

PCやスマホで温度データをリアルタイムで離れた場所からでも確認することができます。HACCP温度確認では、冷蔵庫やショーケースの温度を確認し、記録します。

通知メールの設定を行えば、指定した時間に確認用のURLメールが届きます。

3.温度データの出力

蓄積した温度データは帳票出力(PDF)できます。

4.温度設定の遠隔操作

機器の温度設定などの変更可能な操作を遠隔で変更することができます。
閉店後も自宅から対応でき、とても便利です。

5.温度異常等の通知

故障・異常時の通知を受け取ることも可能です。

HACCPに沿った温度確認・記録の流れ